電くるなび電くるなび
大会

総括編 - 繋ぐもの

競技を離れて感じた変化と、大会を支え続けてきた人々への感謝。橋渡し役として、過去と現在、そして未来を繋ぐ大会の記録。

電くるなび編集部
総括編 - 繋ぐもの

チャンピオンシップジャパン2025 総括編(3/3)

🌱 パワーチェアーフットボールチャンピオンシップジャパン2025

2025年11月1日(土)〜2日(日)/エコパアリーナ(静岡県袋井市)

大会情報

📅 変化と進化

離れていた時間の重み

しばらく競技から離れていた期間。

その間、コロナ禍もあり、人材不足の話も聞こえてきて、正直この競技が衰退していくのではないかという不安がありました。 自分が離れてしまったことへの後ろめたさや申し訳なさもありました。

でも昨年、今年と大会に来て、その不安は杞憂だったと気づきました。

むしろ大会は年々良くなっています。運営も、選手のレベルも、支えてくださる方の数も。 他の方たちが一生懸命繋いできてくれたおかげです。

大会を育ててきた人々

閉会式では、吉野元会長と小幡さんが長年の功績を認められ表彰されていました。 任意団体から法人化という大きな大きな過渡期を支えてきた功績が認められた形です。

吉野元会長は「誰もいなかったから続けてきた」と謙遜されますが、その責任の重さは計り知れません。 また、故高橋元会長、故通山元副会長の功績も忘れてはいけません。他にもたくさんの方々が繋いできたバトンです。

こういった先人たちの努力があって、そしてそれが次の世代へと繋がれて今の大会があります。

吉野元会長は閉会式で「この競技が永遠に続くように」とコメントしました。 その言葉は私の願いと同じで、感極まってしまいました。


🤝 橋渡し役として

観戦に来てくれた先輩たち

今大会には、かつて競技に関わっていた先輩が3人も観戦に来てくれました。 みんな今は競技から離れているけれど、ネットで情報をチェックし、密かに応援してくれています。

色んなことが重なって久しぶりに会場に観戦にきてくれた師匠でもあり、よき推し仲間でもある先輩たち。 講習会に飛び入り参加したり、選手に声をかけたり、久しぶりの大会を楽しんでいました。

こういう橋渡しができるのも、自分の役割の一つかもしれません。 現役と元関係者を繋ぎ、さらに新しい人にも繋げていけたら。そんな思いが強まりました。

新しい推し仲間

SNSでつながっていたNahoさんとも初対面。 同じ選手を応援する仲間がいるって、本当に心強いです。 本当はプレーの話もしたかったけど、今大会コンタクトレンズの衝撃が大きすぎて(!)「コンタクトやばい!」でひとしきり盛り上がりました笑

次はもうちょっとプレーの話もしたいです。キーパーポジションでの声掛けとか、ここぞというところの押し上げとか。私が言語化できない良さを言語化してくれるので、とても勉強になります✨


⚖️ 進化する大会運営

審判の進化

決勝戦の線審を務めた大嶋さんは、九州から参加。 九州初のA級審判誕生が近いのではないかと、一人ちょっと違う視点?でテンションが上がった瞬間でした✨

決勝戦の線審を務める大嶋さん

チーム付きの審判から始まり、「学んだことをチームに還元したい」と地元で審判活動を続けておられます。 九州外の大会にも積極的に参加されて審判として研鑽を積んでおられます。九州全体の発展にも貢献していると言えるでしょう。

九州ではいち早く地域リーグ戦を開催するなど枠にハマらない挑戦が魅力的な地域ですし、パワフルな方が多いので今後の発展にも注目しておきたいです✨

また、今大会では一部の試合でインカムを導入し、4人の審判が連携する新しい試みも見られました。 現場で新しいことに挑戦し続ける審判委員長やスタッフの姿勢に感激していました✨

知合いの審判の方は、「インカムがあると安心感がある」と話していました。今後の本格的な導入が楽しみです🔥

クラス分けの導入

今大会ではクラス分けの講習会も同時開催され、判定基準などの講習が行われました。

クラス分けの導入は、選手の多様性を尊重し、より公平な競技環境を提供するための重要なステップです。 国際大会では既にクラス分けが導入されており、PF2の選手が2人以上ピッチに入ってはいけないなどのルールがあります。

今後導入が進めば、チームの戦術やプレースタイルにも新たな変化が生まれ、観戦する側としても非常に興味深いものになるはずです🎵


🌍 未来への展望

2032年ブリスベンへ

現在、2032年ブリスベンパラリンピックでの電動車椅子サッカー正式種目化を目指す署名活動が進行中です。(オーストラリア協会によるオンライン署名ページ) 今大会でもクラス分け委員会による講習会や体験会が行われていました。

クラス分けは、PF1(重度障害)とPF2(軽度障害)に分けられ、パラリンピック正式種目化には不可欠な要素です。

今後の日本国内大会への導入により、チーム戦術は大きく変化するでしょう。PF1の選手が多いチームはフィジカル面での課題、PF2の選手が多いチームは人数制限の課題が生まれますが、両クラスの選手が混在することで戦術の幅が広がり、より多様で魅力的な試合展開が期待できます。

これを新たな可能性として捉え、選手育成や戦術の確立など、準備を進めていくことが重要だと感じています。

国際大会の可能性

鈴木会長は挨拶の中で「日本で国際大会を」という目標を掲げました。

それが実現すれば、メディア注目度や露出の高まりを通じて、これまで競技を知らなかった新たな選手層にもアプローチできるはずです。

「サッカーという選択肢もある」ことを広く知ってもらうチャンス。このような機会を生かして、競技人口の拡大に繋がるのではとワクワクします✨

来年2026年にはW杯、2028年にはAPOカップ、2029年にはクラブW杯が予定されており、国際大会が続きます🔥 これらの大会を通じて、より多くの選手が国際舞台で活躍できる日が来ることを願っています。


💭 感謝と決意

大会への感謝

今大会で感じたのは、圧倒的な感謝の気持ちです。

競技会委員会の皆さん、吉野元会長、小幡さん、鈴木会長、各チームの皆さん、そしてすべてのこの競技に関わっている方々。 この方たちがいなければ、この大会はありませんでした。

競技を離れてから、ずっと申し訳なさを感じていました。 でも今回、スタッフとして、ファンとして、三足の草鞋を履いて関われたことで、少しは恩返しへの道筋ができたかなと感じています。

閉会式で吉野元会長の話を聞いて涙が止まらなかったのは、この競技の長い歴史と、それを支えてきた方々への感謝の気持ちが溢れたからです。 これまでの歴史があって、今があります。そして、この先の未来も続いていきます。

大会最終結果

フレンドリーマッチ結果

これから

やっぱり、この競技に関わり続けていきたいです。

来年もまた、この場所でみんなと会いたいです。

勝つために戦う人も、誰かを支える人も、声を届ける人も。

みんなが主役のこの場所で。

浜松駅での一枚


余談

鈴木会長の挨拶について

飯島選手の国際大会での活躍をもっと見たいという思いもずーっとあるので、日本での国際大会開催はぜひ実現してほしいです✨

所属するチームのとある選手も、鈴木会長の挨拶には前向きで力強いメッセージを感じたようで、目をキラキラさせていました。

人任せにするのではなく、自分自身も積極的に関わっていきたいですし、やっぱり皆んなで「あれやりたい!」「これやりたい!」と妄想しながらワクワクしていきたいなと思います✨

心残り

閉会式での吉野元会長の話しを聞いて、感極まった私。2階席で号泣してしまいまして。。。

選手と話すとまたその感情がぶり返してしまいそうだったこともあり他チームの人とは話さず、所属チームの都合もあり閉会式後はすぐに会場を後にしました。

推しの選手たちともっと話したかったし、写真も撮りたかったなーと、、、日が経つにつれて泣いてもいいから残ればよかったかな、と少しだけ心残りです😢

自分がやりたいこと

今回大会に関わってみて、自分がやりたいことがより明確になりました。

  • 鹿児島国体のテーマ「未来へつなぐ」
  • 三上選手のコメント「未来へつなぐことを自分のテーマにしている」
  • 吉野会長のコメント「この競技が永遠に続くように」

私の琴線に触れた言葉たちから、私のキーワードは「つなぐ」なのだと思います。

過去・現在・未来を繋ぎ、選手・スタッフ・ファンを繋ぎ、地域・世代・文化を繋ぐ。 そんな役割を担っていきたいです。

まだまだフワフワ・キャッキャ・ウフフしている推し活ですが、その一面も大事にしつつ、何があってもブレないような軸を持ちたいと思っています。

ヤング世代の選手たち

次世代を担う選手たち

引き続き一緒にキャッキャ・ウフフしてくださる方を募集しておりますヾ(。・ω・。)ノ


シリーズ記事

  1. ベンチから見た2日間
  2. 推し活編
  3. 総括編 - 繋ぐもの(本記事)

2日間の大会を、それぞれ異なる視点から記録しました。


最終更新日: 2025年11月12日 09:30

関連記事